レン・ワイズマン
1973年3月4日アメリカ・カリフォルニア州フレモント生まれ。本名レン・ライアン・ワイズマン。身長183cm。「スターゲイト」(94)・「インデペンデンス・デイ」(96)・「メン・インブラック」(97)・「GODZILLA」(98)といった超大作の美術部門担当として働き、映画作りの技を学ぶ。プレイステーション、タイム・ワーナー、オラクル、インテル、アクティヴィジョンなどの一流企業のCMを監督する一方、ミュージシャン・クリップの世界でも活躍し、カラシの「Stick `Em Up」が2002年MTV賞の最優秀美術監督賞にノミネート、ルーファス・ウェインライトの「Across the Universe」も2002年MVPA賞（音楽ビデオ制作協会賞）の最優秀監督賞にノミネートされ、持ち前の鋭いビジュアル・センスとデザインに対する審美眼を発揮した。その個性的なスタイルに注目したレイクショア・レコードの社長スキップ・ウィルソンの後押しを得て、ゴシック調のアクション・ホラー「アンダーワールド」(03)で劇場映画を監督。吸血鬼族と狼男族が死闘を繰り広げる闇の世界をスタイリッシュに描き上げたこの長編デビュー作で、一躍その名を世界に知らしめた。プライベートでは同作品の主演女優ケイト・ベッキンセールと結婚し、彼女とコンビを組んだ続編「アンダーワールド：エボリューション」(06)も興行的成功を収めた。同シリーズは第3作の製作も予定されている。