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ロスのこの事件、マクレーンの周りには当然良い人もいれば嫌な奴もいる。まずは良い人から。言わずと知れた奥さんホリー。マクレーンは彼女の為に命がけの戦いに挑んでいく。役者の年齢もあるが、なんとなく年上妻のようだ。社員思いで、妊娠中の同僚や他の社員を気配る余裕もあり、テロリスト相手に一歩も引かない度胸はさすがマクレーンの妻って感じ。いや、むしろマクレーンがさすがホリーの旦那だってくらいの存在。孤立無援で唯一マクレーンに協力してくれるのが、ビルの外にいるパウエル巡査部長。昔のトラウマで、銃を抜けないでいるが、最後はキッチリやってくれる。この事件がきっかけでマクレーンはパウエルと友情を結び、奥さんの為ロス市警に転勤している。嫌な奴もいる。まずはホリーの仕事な仲間で、ホリーに気のあるエリス。テロリストと交渉を持とうとマクレーンの居場所を聞き出そうとするが、むなしく殺されてしまう。次にロビンソン警視。とにかくマクレーンの邪魔ばかりして、人質の事を考えない無能な男で、よく警視になれたもんだ。そして最後に迷惑な男と言えば、レポーターのソーンバーグだろう。勝手にマクレーンの家に押しかけ、子供を怖い目に合わせて、テロリストにマクレーンの奥さんがホリーだとばらしてしまう。おかげでその後ホリーにきつい一発を喰らうが・・・。他にもFBIのジョンソン特別捜査官や運転手のアーガイルなど、印象的なキャラがいろいろ出てくるとこもこの作品のおもしろさだろう。

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またもテロ事件巻き込まれるマクレーン夫妻。悲惨である・・・。舞台が空港なだけあって、様々な空港関係者が出てくる。着いた早々マクレーンは空港警官のビートと駐車違反で揉め、ビートの兄貴で隊長ロレンゾと言い合いしている。兄弟とわかるのは最後のほうだが、ビートはなんとなく俳優のダニー・デビートに似てる。デビートとビート、名前も似てたりする（まぁどうでもいい事だけど・・・）。さてロレンゾ隊長だが、見るからに嫌味顔で、この人選はすばらしいと思った。今回マクレーンに協力してくれるのはバーンズという空港エンジニア。テロリストに危うく殺されかけるが、マクレーンに助けられそれ以来協力している。その上にいるのが管制部長のトルドー。映画はハッピーエンドで終わっているが、飛行機墜落の責任をとらされ、おそらく彼は首になっただろう、可哀想に・・・。協力者といえばもうひとり、管理人のマービン。たんなる爺っぽいが昔は太平洋戦争も経験した男である。マクレーンに別館までの近道を教えたり、コートをあげたり、敵の無線を拾ったりとかなり役に立っている。女性レポーターのコールマン、けっして美人ではないが、愛嬌のある顔でスクープを狙い続けている。そしてスクープといえばまたまた出ましたあの男、ソーンバーグ。偶然にもホリーと同じ飛行機に乗り、スチュワーデスに嫌味を言われ、自分も危険が迫っていながらも仕事をまっとうする姿は凄いが、スタンガンには適わなかったようだ。最後に途中から登場するグラント大佐。最初はやな感じの男だと思いながらも、実は結構いい奴ジャン！と思っていたらまた最後大どんでん返しが待っていた。やられたって感じ。

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2度あることは3度ある、またしてもテロ事件にあうマクレーン。極致的に悲惨である。しかし今回は巻き込まれたというよりも敵が最初からマクレーンを狙っているので、責任はマクレーン自信にある。前回の奥さんとの仲の良さはどこ行ったのやら、いきなり別居中の設定で、マクレーンの所属部署もニューヨーク市警に戻っており、完全に２を無視している（笑）。奥さん、ソーンバーグ、パウエルといったレギュラー陣は姿を消し、新しくゼウスという相棒が登場する。マクレーンに話し掛けたのが運の尽き、ストリートギャングやテロリストから命を狙われてしまう。だから巻き込まれるのはマクレーンじゃなくてゼウスのほうなのだ。この2人にマクレーンの同僚連中やFBI、CAIが絡んでくる。同僚にはコッブ警部を筆頭に、ランバート、コニー、リッキー、チャーリーなどがいる。チャーリーは最後勇敢な面を見せ、盛り上げている。他のキャラとしては途中で出てくるジェリーというダンプ運転手。出番は少ないが、おもしろ顔で何故か歴代大統領に詳しい。しかし今回はマクレーンは勿論の事、ゼウスがインパクトあり過ぎるため、サブキャラは印象が薄い感があるのが残念だ。ほとんどがマクレーンに友好的だから嫌味なキャラをひとり欲しかったかな。

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一生に4度テロ事件にあうマクレーン。死神的に悲惨である・・・。シリーズごとに規模はだんだんデカくなり、シリーズごとに髪の毛はだんだんなくなるけど（てかもうないけど）、今回もマクレーンがひとりで解決しちゃいます。いや、実際は相棒のハッカーも一緒ですけど。道中に相棒がいるのは前作からなのですが、今回はこの相棒が事件の発端だからしかたない奴です。相棒のマットは今風のオタク男なのですが、転んでもただでは起きない強い面も持っていて好感がもてました（ちょっとマットのスピンオフ作品を作ってもらいたいと思ったりして＾＾；）。この2人を中心に、クセ者ワーロックやボウマンなどが絡んでいきます。個人的にはあと2，3人印象深いキャラが欲しかったところですね。そして1作目で小さかったマクレーンの娘・ルーシーが大人になって登場します。1作目の子と役者は違うけど、大きくなったらこんな感じになるんだろうな〜って風で違和感はなかったです。性格は勝ち気（あの夫婦の子じゃそうなるだろうな・・・）。ちなみにマクレーンは今回ついに奥さんと離婚しています（2度も奥さん命がけで助けたのに〜）。次回作は息子のジャックが登場しそうですね（制作すればの話だけど・・・）。