・COLA賞 ロケーション・プロフェッショナル・オン・ザ・イヤー フューチャー賞受賞
・ナショナル・ムービー・アワード アクション・アドベンチャー賞、主演男優賞ノミネート
・ティーン・チョイス・アワード ブレーク男優賞、ドラマ/アクション・アドベンチャー賞ノミネート
・ASCAP賞 トップ・ボックス・オフィスフィルム賞受賞
・サターン賞 サターンアクション/アドベンチャー/スリラー映画賞、サターン助演男優賞ノミネート
・ゴールデントレーラー賞 アクション賞ノミネート
・MTVムービー・アワード 国際映画賞ノミネート
・視覚効果協会賞 模型・ミニチュア賞ノミネート
・トーラス・ワールド・スタント・アワード スタント・コーディネーター/セカンド・ユニット監督賞受賞
・トーラス・ワールド・スタント・アワード ベスト・ファイト賞、ベスト・オーバーレール・スタント・バイ・ア・スタント・ウーマン賞、
ベスト・スペシャリティ・スタント賞、ベスト・ハイワーク賞、ハーデスト・ヒット賞ノミネート

• プロダクション・デザイナーのパトリック・タトポロスがデザインしたワーロックの部屋は、レンガの壁に囲まれた地下のスペースで、壁には落書きアート、コンピュータのワイヤーがむき出しになり、最新の液晶モニターが並び、使い込まれた年代物の家具が置いてある。これよってワーロックが、怠け者用リクライニング・チェアと、コンピューターのキーボードから、一瞬たりとも離れたことがないモグラのような存在感を反映するセットを造った。
  
  
• 衣装デザイナーのデニス・ウィンゲイトが用意したマクレーンの衣装は、Gapの実用ズボン、ブルー・タトゥーのオリーブ色でサマール生地の長袖ヘンリーネック・Tシャツというカジュアルなファッションだ。ワードローブ部門は、最初のシーンの清潔なシャツから、最後のアクション・シーンの血だらけのシャツまで、様々な段階のヘンリーネック・シャツを50着も用意した。マイにはスタント・アクションに適応するため、ストレッチ素材のものを選び、セオリーの黒いシャツ、ミスシックスティのパンツ、スティーヴ・マッデンのハイヒールの黒いブーツを履かせた。ガブリエルには、ドルチェ＆ガッバーナの美しい葡萄酒色のシャツとカルヴァン・クラインのズボンという知的で細部にまでこだわるタイプの悪党に変身させた。
  
  
• SFXコーディネーターのマイク・メイナルダスは、高速道路の爆発シーンで、スタイロフォーム（ポリスチレン原料の発砲体）に漆喰を塗り、典型的なセメント道路に見えるようにした。ニセ高速道路の下には、砂が詰め込まれた30個のモルタルがあって、80本のコードで起こされる爆発と共に砂が撒き上がり、スタイロフォームが粉々になる。0.5秒で爆発が起こり、爆発源から10〜30フィート飛び上がり、砂は100フィート上空まで舞い上がる。ガソリンの発火が大型トラックの高さまであがり、完成映画ではCGで創られたミサイルによる攻撃シーンになった。
  ロサンゼルスのダウンタウンの地下道の外で撮影された、パトカーとヘリが70フィートの上空でぶつかり爆破するシーンでは、準備に何ヶ月もかけて完成させた。ニトロ詰めの車装置が２つある高さ８フィートの傾斜路を造り、約80000ポンドの力でケーブルを引っ張った。車が時速80マイルで傾斜路にぶつかった時、車は空中70フィートに飛び上がり、高さ100フィートのクレーンからケーブルにぶら下げられたヘリコプターを爆発させた。
  
  
• 500以上の視覚効果（VFX）ショットを手がけたプロデューサーのパトリック・マックラングは、トンネル内でマクレーンとマットの頭上に車が飛んでくる場面で、3台の車のトンネルに継ぎ目なく2人を置き、ライティングや影や、実際に撮影が行われた車のトンネルの所の風合いにマッチングさせた。
  大型トラックとF-35戦闘機の撮影は、一般道路では不可能だったため、ポモナ・フェアプレックスの駐車場に、全長1000フィートの高速道路のセットを建造した。セットの横には高さ40フィートのブルースクリーンを設置し、ポスト・プロダクションの段階でVFX部門が、道路の周辺に東海岸の環境を3Dで創り上げた。F-35は２機しかないためにアメリカ陸軍の使用許可をもらえず、VFX部門が、９フィートのミニチュア模型と実物大のレプリカを手作りした。

アメリカ
メリーランド州